23年前に明大替え玉受験で渦中の人となったお笑いタレントなべやかん(43)が19日、替え玉に作曲させていたことで騒がれている佐村河内守氏(50)にエールを送った。

 この日、都内で4月19日に8歳年下の元ラジオDJと結婚することを発表した。やかんは「僕は佐村河内さん側の人。受験した人は放送作家。23年前にお騒がせして本当に申し訳ありませんでした。20数年もたてば、普通は不問になるものですけどね。夜間学部だったので『やかん』と芸名をつけられて、ずっと十字架を背負って生きてきた。今ごろ、名付け親の(ビート)たけし師匠と高田(文夫)先生は『ざまあ見ろ』って、喜んでるだろうな」と振り返った。

 師匠ビートたけし率いるたけし軍団への佐村河内氏の入門には「えっ?

 刑務所入りですか」と大ボケ。「三ツ矢歌子さんの息子を三ツ矢サイダーにするとか、田代まさしを田代英太にするとか、たけしさんはグレーゾーンが好きだから、ありかもしれない。1度、自分で作った曲を聞いてみたいですね」と話した。

 身長156センチのやかんより13センチ高い婚約者とは交際歴9年。3年前の3月12日にお披露目ライブを予定していたが、前日の東日本大震災で中止に。「お世話になった方が、東北にいらしたので延びていました。子どもは2人ほしい」。

 会見冒頭に同席した父親なべおさみ(74)は「結婚するのを新聞で初めて知って、替え玉じゃないかと思った。頭のいい子をつくってほしい」と話した。