男性デュオCHAGE&ASKAのASKA(本名・宮崎重明、56)が覚せい剤を隠し持っていたとして、警視庁に覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたことが17日、分かった。<ASKA容疑者の覚せい剤疑惑の経過>

 ▶13年8月1日

 週刊文春が「シャブ&飛鳥の衝撃」のタイトルでASKAがガラスのパイプで覚せい剤を吸引するところを暴力団員に盗撮され、脅されていると報道。所属事務所は同日、ホームページで「報道の内容は事実に反しており、大変遺憾です」と反論した。

 ▶同2日

 都内の自宅に取材陣が集まったが、対応はなかった。

 ▶同6日

 ASKAの父親が「息子は薬物に手を出すやつではない」と憤慨していると週刊女性が報道。

 ▶同7日

 盗撮映像を見たASKAが「お前がそのつもりなら、あらゆる手を使ってつぶしてやる」と逆に脅したと週刊文春に報じられた。

 ▶9月27日

 ASKAが公式サイトで「記事にあるようなことは一切やっていませんし、あのような言動、行動に関しても一切ありません」と疑惑を否定。

 ▶10月9日

 同日発売の週刊文春で、使用していたのは覚せい剤ではなく、アンナカと呼ばれる興奮鎮痛剤だったと主張。また、合わせて報じられていた暴力団員との交際は認めた。

 ▶10月10日

 事務所が公式HPで「(記事は)本人が承諾したものではない」などと主張。同時に週刊文春記者に無断で接触してコメントしたことなどを憂慮し、ASKAの活動自粛も発表。