タレント明石家さんま(59)が、野球チーム「STING」を25年ぶりに復活させ、板東英二(74)率いる「板東英二勝ちたいんや~ズ」と対戦した。MBSテレビ「明石家電視台in名古屋」で19日午後2時58分(関西地区)から放送される。

 番組は、さんまの同局レギュラー「痛快!明石家電視台」の年1回、ロケ特番。今年は名古屋ロケとなり、ご当地グルメめぐりなどが行われ、板東との野球対決が実現した。

 さんまチームには、村上ショージ、松尾伴内のほか元巨人投手の槙原寛己氏、元阪神投手の遠山奨志氏らが参加。板東チームには間寛平、中川家らに加え、独立リーグから木田優夫投手、ナックル姫として話題を呼んだ吉田えり投手らが助っ人に入った。

 試合は4回制で、さんまチームが先攻。板東チームはナックル姫が先発したが1回表、1死一塁で3番さんまを打席に迎えると、投手交代。板東が自ら登板し、さんまと相対した。

 74歳とは思えない腕の上がり具合で、本気の投球練習を見せた板東は「最後の登板かも分かりませんからね」。さんまは「おいおい、板東、死ぬ気やで」と気合に押されながらヤジも飛ばして打席へ入った。

 ファウルで粘ったさんまだったが、板東の気迫に押されたか、空振り三振。初回から実現したさんまと板東の対決は、板東に軍配が上がった。

 試合は2回表、さんまチームが先制。板東チームも逆襲し、4回まで行われた。試合後、さんまはさんま「久々に野球が出来て楽しかった」と満面笑み。板東も「定期戦にしたいね」と笑顔を見せていた。