ファッションデザイナーのドン小西氏(64)が19日、東京・渋谷の文化村通りで行われたファッションショー「STREET

 RUNWAY」に特別ゲストとして参加した。

 美人モデルを従えて、レッドカーペットをさっそうとウオーキング。取材陣だけでなく、多くの通行人からカメラのフラッシュを浴びた。

 渋谷の街は小西氏の原点だという。80年代にファッションデザイナーとして独立した際、DCブランドが全盛で、その中心に渋谷の街があった。「くそっ、おれもこの街で店を出してぇ~」と強く思ったという。「今じゃ、本物のストリートファッションはロンドンと渋谷だけ。作り物のファッションじゃない、(デザインが)湧き出るような街です」と魅力を語った。

 今年の秋冬ファッションについては「もうルールなんてない。いろんな挑戦ができる」として、これからは「過去のルール、概念、価値観は捨てないといけない。気持ちなんだ。64歳だけど、おれが一番格好良いね」と熱弁を振るった。