米映画「理由なき反抗」の脚本家として知られるスチュワート・スターン氏2日、米西部ワシントン州シアトルの病院で死去していた。92歳。がんを患い長年闘病していた。

 22年、米ニューヨーク市生まれ。第2次世界大戦の西部戦線に従軍後、ハリウッドで脚本家として活動を始める。映画「テレサ」(51年)、「レーチェル、レーチェル」(68年)でアカデミー賞にノミネートされる。故ジェームス・ディーン主演の映画「理由なき反抗」(55年)で有名に。80年代に一線を退き、ワシントン州の大学などでシナリオの書き方を教えていた。