東日本大震災の3年後の仙台や塩釜漁港を舞台にした映画「救いたい」(神山征二郎、22日公開)の完成試写会が10日、都内で行われた。

 鈴木京香(46)三浦友和(62)ら出演者に加え、原作者で鈴木演じる麻酔科医のモデルでもある川村隆枝さん(65)も登壇した。

 宮城県出身の鈴木は「出身地だからこそ中途半端にできない。地元の人たちとふれあい、その温かさ、優しさに私自身勇気づけられました」。川村さんは「麻酔科医が主役というのは私たちにとって待望の作品。万が一の手術のときに少しでも安心していただければ」と話した。

 夫の医師役にふんした三浦は「面白かったというのではなく、感動したといっていただきたい作品。現実を忘れさせるはずの映画の世界で、逆に現実を突きつける作品ですから。実は出演を決めるまでいろいろ考えました。でも、地元の皆さんの協力もあり、本当にやって良かった。奥さんは鈴木京香さんだし」とユーモアも交えながら語った。

 貫地谷しほり(28)渡辺大(30)中越典子(30)ら主要キャストも顔をそろえた。