オーストラリア・シドニーに拠点があるプロダクション「アニマル・ロジック」は5日までに、漫画家の故手塚治虫さんの代表作「鉄腕アトム」を実写映画化すると発表した。手塚プロダクションと提携するとしている。映画の公開時期などは不明。

 製作に当たるアニマル・ロジックのザレー・ナルバンディアン氏は「スーパーヒーローのロボットとして鉄腕アトムが再スタートする。アクションやアニメ、特殊効果を集めたものになる」と述べた。同社は映画の視覚効果などを手がけており、映画「LEGO

 ムービー」などに関わってきた。

 鉄腕アトムは、未来を舞台にロボット少年のアトムが活躍する漫画。1950年代初頭から雑誌に漫画が連載された。63年からはテレビアニメも放映され、大人気となった。