創立20周年のエイベックスが、全社を挙げてプロモーションする男女3人組ユニット、GIRL

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 DOOR(ガルネク)が9月3日、「偶然の確率」でデビューする。

 TRFやglobeなど、ダンスビートと女性のパワーボーカルで90年代の音楽シーンを席巻した“エイベックスサウンド”をほうふつとさせる楽曲で、当時も名プロデューサーとして活躍した松浦勝人社長(43)が陣頭指揮。楽曲選びからアレンジ、歌唱法など細部にまでエイベックスらしさにこだわったという。「20周年」に合わせてミュージックビデオを20パターン作成し、CDも9月以降3カ月連続でリリースするなど、強力プッシュする。

 エイベックスの今年イチ押しの大型アーティストだけに、ファンの期待も大きい。モバイルなどのデビュー曲先行試聴では、約2カ月で230万人を突破。通常の新人では数千単位がほとんどだけに、まさにけた違いの注目度だ。国内だけでなく、米国、フランス、カナダ、豪州、中国など世界各国からもアクセスが殺到している。

 ボーカルの千紗(22)は、もともと関西を中心にダンス活動をしていたところをスカウトされて06年に上京。ボーカルや演技などのレッスンを重ねてきた。「デビューが決まってうれしい気持ちでいっぱいです。たくさんの人に覚えてもらえるように一生懸命に頑張ります」とコメントした。

 17日午後5時20分からは、出場する音楽業界向けのコンベンションをYahoo!!JAPANのライブトークが異例の生中継。エイベックスの原点回帰アーティストの歌唱シーンが初めて全世界に届く。