1911年(明44)に開場し、来年で100周年を迎える東京・帝国劇場の記念公演ラインアップが15日、発表された。東宝初登場の米倉涼子(34)主演で「風と共に去りぬ」が上演される。ジャニーズ事務所所属タレントの主演作品も滝沢秀明「新春

 滝沢革命」、堂本光一「SHOCK」、亀梨和也「DREAM

 BOYS」の3作が入った。

 東宝の増田憲義専務は「帝劇の人気シリーズと名作シリーズ、今後の柱となる新作から選んだ」と説明。「風と共に―」は、世界的ベストセラーを帝劇が新開場した66年に世界で初めて上演。その後大地真央らで再演された名作だ。今回のスカーレット役選考では制作関係者で投票した結果、米倉が1位になった。レット・バトラーに寺脇康文、アシュレーに岡田浩暉、メラニーに紫吹淳が出演する。

 また、ジャニーズ作品は毎回100%を超える動員力があり、特に2000年初演の「SHOCK」は来年で800回を達成する。新作のミュージカル「三銃士」はオランダ発、ミュージカル「ニューヨークに行きたい!」はドイツ発の話題作。秋ごろに記念公演の主演者を集めて会見を行うという。

 [2010年7月16日9時29分

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