女優で歌手の沢尻エリカ(24)が24日、夫のハイパーメディアクリエーター高城剛氏(46)の実家を、兄と2人で押しかけたことが分かった。夫妻に近い関係者によると、沢尻の兄から高城氏の母(78)に「エリカを連れて説明にいく」と電話連絡があった。同氏の妹は、訪問を拒否し母を連れて外出したが、沢尻は強引に訪問。たかの友梨新CM会見が28日に行われる4日前に、何らかの主張をしたかったのではとみられる。同氏の妹は法的措置も検討しているという。

 沢尻が高城氏の実家に乗り込んだ。関係者によると、この日、体調不良で寝込んでいる高城氏の母の元に、沢尻の兄から「これからエリカを連れて説明にいく」と電話が入ったという。母から連絡を受けた同氏の妹が、電話で「息子の離婚を報道で知って、テレビで散々悪口を言われ…一体いつまで苦しめるんですか?

 どんな思いか分かりますか?」と怒ると、沢尻は無言だったという。

 ただ、沢尻の兄が「訪問する」と繰り返したため、高城氏の妹は「なぜ今まで(兄に)話をしないのに突然、今日なんですか?」と問いただしたが、最後まで理由は明かさなかったという。同氏の妹は急きょ出先から戻り、母を実家から連れ出したため、沢尻の訪問は空振りに終わった。帰宅後、高城氏の実家の留守番電話には、訪問した旨のメッセージが残されていた。

 一方の沢尻は、母リラさんとの対面を再三求めてきた高城氏に対し「2度と会わないで」などと拒否しているという。その状況下での今回のアクションは、4日後に控えるたかの友梨新CM発表会見を前に、夫の実家に、離婚問題も含めて何らかの説明をしたかったものとみられる。

 高城氏の妹は、沢尻の訪問について周囲に「迷惑な行為。法的手段も辞さない。沢尻家に対して弁護士を立てる」などと話している。関係者によると、高城氏自身も沢尻に困惑しているという。昨年11月に離婚届にサインし、沢尻に渡した段階で(1)離婚騒動発生後に起こった出来事を包み隠さずすべてオープンにする(2)一方的にメディアに発表したりせず、お互いに納得した形で発表する、という2点を提示しており、妻の行動が理解できない状況だ。ではなぜ、沢尻は高城氏本人のもとではなく、実家に乗り込んだのか…。28日の会見で、沢尻の口から真相が語られるか注目される。