台湾で「2011年最大の衝撃作」と話題になったドラマ「犀利人妻」が日本で放送されることが決まり、主演俳優のウェン・シェンハオ(33)が5日、都内で会見した。台湾では放送日の金曜夜になると町中から人が消えるとまでいわれた大人気ドラマで、日本ではBS日テレで9日から「結婚って、幸せですか」(木曜午後11時、全34話)と題し、スタートする。

 円満な結婚生活を送っていた夫婦が若い愛人の登場によって崩壊し、離婚後の妻は葛藤しながらも美しく変身して再出発を図るというストーリー。昨年11月から今年4月にかけて放送された台湾で最高視聴率9・45%、最終話で瞬間最高視聴率12・83%をマーク。ケーブルテレビが発達し、一般家庭で100近いチャンネルを視聴できる台湾では驚異的な視聴率で、人口の約4分の1、約400万人が見たとされる。同ドラマの人気で、台湾では「若い愛人」を意味する「小三」という流行語まで誕生した。日本でも反響が期待され、ウェンは「結婚とは何かをリアルに描いてます。家庭生活がつまらなくなってしまう時もあるだろうけど、ほかに目がいかないように気をつけましょう」と冗談を交えてPRした。

 風貌が似ていることから、「台湾の玉木宏」ともいわれるウェンは「映画『のだめカンタービレ』が台湾で公開された時はイベントで指揮者をやりました。できればご本人とお会いして写真を1枚撮りたい」と指揮棒を振るマネをしてアピールした。同ドラマとウェンが、日本で華流(中華圏)ドラマブームが始まるきっかけになるか、注目される。【今西孝江】