2日(日本時間3日)に米ハワイで事故死した大手芸能事務所、長良グループ会長の長良じゅんさん(享年74、本名・神林義忠)の“ハワイ葬”が8日(同9日)にホノルル市内で営まれることが5日、分かった。関係者が明かした。長良さんと交流が深かった現地の日系人や政財界関係者らが「しのぶ会」として開催する。

 長良さんはハワイをこよなく愛した。長年にわたって、正月や大型連休、夏休みなどに訪れ、1カ月近く滞在することもあった。事故にあった名門ワイアラエCCは高級住宅街カハラ地区に隣接し、数多くのゴルフ仲間も住んでいる。

 所属歌手の多くのハワイ公演も手掛けた。氷川きよしは03年にホノルル最大級のイベント「アロハ・フェスティバル」で初の海外公演を行った。ほかにも、山川豊、水森かおりら所属歌手の公演を実現させ、日本人観光客の集客や観光キャンペーンに貢献。こうした公私にわたる長く、深い交流で、現地関係者との絆は深まっていった。

 長良さんへの恩返しの意味も込め、「愛してくれたハワイの地を2度と踏めない長良さんのために」と、遺体の帰国前、ゆかりある関係者や友人が参列し、見送る機会を設けることが決まった。現在も遺体には長女が付き添い、検視などが行われている。

 この日、日本での葬儀などについて関係者が協議した。親族による密葬後、お別れ会の形式で本葬を行う方向で調整に入った。関係者は「所属タレントだけでなく、多くの方々とお別れできるような日程と会場を決めたい」と話した。