俳優高嶋政伸(46)と妻でモデルの美元(みをん=33)の離婚裁判の判決が9日、東京家庭裁判所で言い渡される。両者の主張の違いは次の通り。◆高嶋と美元の主張の違い◆<生活費>★高嶋側…家賃や光熱費を除く生活費が月50万円で足りないと言われ月100万円+小遣い9万円を要求された。☆美元側…専業主婦になってと言われ悩んだ。生活費をもらおうと思わなかった。ブランド購入費をもらったことない。<旅行費>★高嶋側…美元は09年夏ごろから約半年間、英国、米国、中国、チベット、韓国などを旅行。費用約650万円は高嶋が負担。☆美元側…高嶋が行って良かったと言っていた場所に、勧められるままに旅行をしただけ。<車購入>★高嶋側…美元がほしいとカタログを見せ、じっと見てきたので断るともめたら厄介になると思い買い贈与税も払う。☆美元側…睡眠薬をのむ高嶋の送り迎えのために中古で購入。半分払うと言う高嶋に専業主婦を望むなら買ってと要求。<家事>★高嶋側…家事はほとんどしていない。美元の帰宅が深夜になることも多く、食事はほとんど出前や買ったもの。☆美元側…08年暮れに家政婦がやめるまで台所に立つことも出来なかった。09年から週の半分は私が料理した。<体調>★高嶋側…家庭生活のストレスで不眠、食欲不振、手足の震えが生じ、通院。☆美元側…高嶋の不眠は結婚前からで、プロポーズの際に睡眠薬常用を告白。<DV>★高嶋側…10年5月17日に口論になり、美元に左目を強打された。目が見えなくなるほどの強さで恐怖を感じた。☆美元側…口論の際、挑発した高嶋の左ほおを平手打ち。その後も口論はあったが、暴力はこの日以降一切ない。<結婚までのデート>★高嶋側…2回。☆美元側…5、6回。<高嶋家カレー>★高嶋側…見たことも口にしたこともない。☆美元側…私がアレンジしてつくったもの。<美元のストーカー行為有無>★高嶋側…ジムや京都、別居で泊まったホテルなど複数回あり恐怖のあまり腰が抜けた。☆美元側…体調が悪くなったとジムから連絡があり行った。事実の違いが多々ある。<お互いの許せない行為>★高嶋側…結婚式翌日に仕事入れて責められた。抱きしめないと眠れないと言われた。新幹線内でキス強要され写真も撮影。☆美元側…酒や薬をのむと目つきと行動が悪化。幼少時に母自殺したのに死ねと言う。感情的になると親族の悪口など言う。<9・19裁判で追加した証拠>★高嶋側…美元と30代男性の不倫デートを報じた9月18日発売の週刊誌「女性自身」。☆美元側…高嶋が96年7月に出版した「何の因果で~世界旅で綴るボクの自叙伝~」。