お笑い芸人の村上ショージ(70)が8日、都内で報道陣の取材に応じ“恩人”明石家さんまとの思い出を語った。
芸歴49年を振り返る中で、22歳で裏方として吉本興業に入ってほどなく、すでに大阪で人気者だったさんまに声を掛けられたエピソードを語った。「(さんまに)『ちょっとお茶行こうか』って。その一言は、今でも忘れてないなぁ。心斎橋の高級な、2階にある喫茶店に連れてってもらって。緊張したけど、それがいまだに一番(記憶に)残ってますね。僕にとったら『救いの神』。さんまさんがいてなかったら、僕はここにいてないと思う。『思う』じゃなしに『いてない』」と、存在の大きさを語った。
「家がない時に、さんまさんの東京の事務所で寝泊まりしていましたね。ラーメンに入れるネギがないから、ネギの種を買って、ベランダで勝手に植えていたら『カラスが来るから!』と怒られた」と、懐かしそうに思い出を打ち明けた。人柄についても「さんまさんって、人に怒ったことがない。人の悪口も言わない。ほんまにすごい」と、絶賛した。
この日は、大阪・なんばのLAUGH&PEACE ART GALLERYで今月22~24日に開催する初の個展「村上ショージの生き言葉展~明日より今日」などをPR。好きな「ダルマの絵」と「言葉」をセットにした、31枚の描き下ろしの書面を披露する予定だが「言葉」も、さんまの影響を多分に受けているようだ。「さんまさんは、すごく本を読んでいるので、僕も本を読むようになった」。現在も尊敬してやまない先輩芸人への、公私にわたる感謝がやまなかった。



