アーティストの物まねや音楽活動で人気のお笑い芸人、マキタスポーツ(44)が8日、長髪、サングラス姿の作曲家佐村河内(さむらごうち)守氏(50)になりきってサイン会を都内で行った。

 ヒット曲の法則を分析した著書「すべてのJ-POPはパクリである

 現代ポップス論考」(扶桑社)の発売イベントで、「この本は佐村河内さんにおすすめです。僕も楽譜は読めませんが、工夫すればオリジナリティーは出せる。ゴーストに頼らなくても曲は作れる。僕にはゴーストはいません」と皮肉った。しかし、代作者に指示するため曲の構想を書いた図表については称賛した。「驚いています。独自の方法で作っていておもしろい」。

 その上で「今後、頑張って世に出てくることあったら、僕と一緒に組んでやりましょう。タイトルは『ざんげ』にして、踊ってもらいましょうかね」とコラボを提案した。