早乙女太一(23)の劇団朱雀が来年2月で解散することが27日、分かった。「劇団朱雀

 解散公演

 FINAL」が大衆演劇の拠点、岐阜・ぎふ葵劇場(2月5~22日)と東京・亀有のかめありリリオホール(同24~27日)で上演される。

 太一の父で大衆演劇の人気役者だった葵陽之介が03年に旗揚げ。4歳から舞台に立った太一は看板役者として活躍する一方、北野武監督の映画「座頭市」に出演したり、明治座で座長公演を行うなど「若き天才女形」と言われた。

 10年にそれまで所属していた事務所から劇団朱雀に戻ったが、移籍をめぐり前所属事務所オーナーが太一を批判するなど騒動に発展。解散は、2代目として劇団を支える太一の負担が重くなったこともあり、自由に活動できる環境を求めた結果という。