福山雅治(44)が、カンヌ国際映画祭で公式行事を終えて20日、成田空港着の航空機で帰国した。コンペティション部門にノミネートされた主演映画「そして父になる」(是枝裕和監督、10月5日公開)の公式上映会後には13分間ものスタンディングオベーションに男泣きしたが、この日は、取材陣やファンに笑顔を見せつつも、無言で足早に空港を後にした。一方、カンヌで福山らが残したインパクトは大きく、映画祭期間中に毎日、発行される「カンヌ映画祭特別号」は、「そして父になる」の特集を1ページ掲載。「福山雅治は、間違いなくデビッド・ボウイに似ている」と報じた。俳優でシンガー・ソングライター、という共通点にも着目したようだ。