<メルボルンマラソン>◇13日◇メルボルン・ナショナルテニスセンター~メルボルンクリケットグラウンド42・195キロ◇参加3万3588人(フルマラソン7947人)◇曇り、気温12度

 モスクワ世界選手権以来となるフルマラソンを走った川内優輝(26=埼玉県庁)は2時間11分40秒で2位だった。

 昨年9月のシドニーマラソン、今年7月のゴールドコーストマラソンを制しており“オーストラリア3冠”を狙っていたが、トップからは52秒離された。ラスト1キロ地点で2位に順位を上げた川内は「負けたのは悔しいが、最後まで粘る自分の走りが出来たので79点です」と自己採点した。男子の優勝は2時間10分47秒で走ったドミニク・オンドロ(25=ケニア)だった。

 女子では富士山マラソンから派遣された柳沢美穂(32=埼玉)が自己ベストを2分1秒更新する2時間47分9秒で日本人最高の6位に入った。地元オーストラリアのリサ・ウエイトマン(34)が2時間26分5秒で優勝した。