リオデジャネイロ・パラリンピックのメダリストがそろって世界選手権出場を決めた。リオで銀2銅2の木村敬一(26=東京ガス)は男子100メートル自由形S11(視覚障害)で派遣記録を突破。銅メダルの山田拓朗(25=NTTドコモ)はリオ後から挑戦している男子200メートル個人メドレーで派遣記録を破った。津川拓也(24=ANAウイングフェローズ・ヴイ王子)、中島啓智(18=千葉・中山学園高)も代表入りした。

 女子はリオ大会に出場した一ノ瀬メイ(19=近大)や池愛里(18=東京成徳大高)らが派遣記録を突破して代表入り。昨年は派遣記録に届かず選考会を経て代表入りした一ノ瀬は「ちゃんと代表入りできて、うれしい」と話した。