<W杯ビーチサッカー:ポルトガル2-1日本>◇20日◇準々決勝◇UAE・ドバイ

 ラモス瑠偉監督(52)率いる日本代表が、前回3位のポルトガルに惜敗した。第2ピリオド4分29秒に過去3回得点王のマジェール(32)に先制ゴールを許したが、第3ピリオド1分18秒に上原朋也(25)が倒れ込みながら執念の同点ゴール。延長突入寸前まで強豪を追い詰めたものの、残り52秒にベルキオール(27)にFKを直接決められて惜しくも敗退した。

 05年の第1回大会はラモス監督が率いて4位。同監督は世界がレベルアップした今回について「1次リーグ突破が目標、世界を驚かせたい」と話していたが、公約通りに1次リーグを3連勝で突破。スペインを破り、ポルトガルとも互角の試合をして、世界に日本の存在を知らしめた。元11人制代表の前園真聖(36)と元フットサルW杯代表の比嘉リカルド(36)は師でもある監督に誘われて現役復帰。前園は「残念だけど、仕方がない。ラモス監督をはじめ、素晴らしいチームメートと一緒に自分の夢だったW杯で決勝トーナメントを戦えたことを本当に誇りに思います」と、コメントした。