日本協会の犬飼基昭会長(66)は1日、3連敗で1次リーグ敗退した北京五輪日本代表の反町康治監督(44)と都内で会談した。「どこが良くて、どこが足りなくて、今後どうしなきゃいけないか意見を聞いた」と事情聴取。反町監督は会談内容について話さなかったが、対戦したナイジェリアの選手について「ここは攻めなきゃとか、守らなきゃいけないという、嗅覚(きゅうかく)を感じた」と話していたという。

 同会長は2日に小野技術委員長、上田女子委員長を別々に呼び、大仁副会長出席で五輪の検証会議を実施。早ければ今月中に同副会長が総括と今後の強化方針などについてまとめ、公開する。検証会議を前に同会長は「1つかわいそうだったのはOA(オーバーエージ)を呼べなかったこと。協会として反省してます」と日本協会の責任を認めた。