日本代表MF本田圭佑(22)がさっそくFKのキッカーに名乗りを上げた。24日(日本時間25日未明)にオランダからバーレーン入り。「サッカー選手はボールの近くにいれば蹴りたいのが心情。(代表には)いいキッカーがいるけど、状況を見ながら蹴りたいと思えば蹴る」と力強く宣言した。

 日本のキッカーはMF中村俊が今合宿に参加せず、代わって「悪魔の左足」の異名を持つ無回転FKで、本田がゴールを狙う。オランダ2部で決定力を磨き、今季21試合10得点。「相手に脅威となるプレーをすることが大事。意識改革が今季のテーマなんでね」とゴールへの意欲が高まったことを強調した。

 昨夏の北京五輪後に欧州1部で移籍先を探したが、見つからず2部のVVVに残留した。「あんなに(精神的に)追い込まれたことはなかった。サッカー人生の中でずっと2部なんてありえなかった」。しかし、開き直って結果を出し続け、昨年6月のW杯アジア3次予選バーレーン戦以来となる代表招集までこぎつけた。「岡田さんはしっかり見てくれている」。成長した姿を見せつけ、代表定着を狙う。

 昨秋から心機一転で髪を金色に染め、存在感は抜群だ。「アピールというより、オレは結果を求めにきた」と強気な“本田節”も健在。川口の負傷で消沈ムードの岡田ジャパンに、活力をもたらす。【北村泰彦】