<W杯アジア3次予選:日本4-0タジキスタン>◇C組◇11日◇ドゥシャンベ・セントラルスタジアム

 日本代表(FIFAランキング17位)が格下のタジキスタン代表(同130位)を相手に快勝。2014年W杯ブラジル大会アジア3次予選突破を決め、最終予選に進出した。

 アルベルト・ザッケローニ監督(58)が無敗記録を「16」に伸ばした。厚手のベンチコートに身を包み、ピッチサイドで腕組みしながらアウェーで戦う選手たちを包み込んだ。途中起用したFW前田が3点目となる豪快な右足弾。MF清武が4点目をアシストするなど采配も光った。

 アウェーの厳しさも熟知するだけに「我々にとって結果が大切。ウズベキスタンとの最終戦の前に突破を決めたい日本にとって、大切な勝利になった。中央アジアの選手はフィジカルが強く、ピッチ状態も有利ではなかった」。4-0の勝利に満足な表情を浮かべた。

 「全く別の試合になる」と警戒していた通りの展開だった。シュートわずか1本に終わった前回と違い、積極的にシュートを狙ってきたタジキスタン。前半32分にはMFのD・ワシエフのミドルシュートがポストをたたいたが、指揮官は冷静に守備陣の対応法を身ぶり手ぶりで伝え修正した。

 次戦へ「北朝鮮はホームで戦ったときに比べ前がかりになってくると思う」。落ち着いた分析力が着々とブラジル切符を引き寄せる。