日本代表DF内田篤人(24=シャルケ)が、正月返上で肉体改造に着手する。ドイツ・ブンデスリーガの冬季中断のため、20日に帰国した。直近のリーグ戦で、右太もも裏肉離れを起こし、けがを抱えたままの休暇となったが、内田は「リハビリと治療は毎日する。癖にならないようにしっかり治す。トレーナーと一緒にやって後半の再開に間に合わせたい」とオフ返上を宣言。個人トレーナーとともに、来年1月19日のリーグ戦に照準を合わせた。

 渡独後、自身3度目の肉離れとなり危機感を募らせる。けがをしないで戦い抜く体をつくるためにも「筋肉をもう少しつけないと。まだまだでかくなるよね。24歳だし。自分で考えて鍛えていければいい」とけが予防のためにも筋力アップに励む。帰国直後には、古巣・鹿島の練習に顔を出し体を動かした。「みんなの顔を見て元気になった」と初心に戻り、もう一回り大きくなってピッチに帰る。