日本サッカー協会は28日、ハビエル・アギーレ新監督(55)の初陣となるウルグアイ戦(9月5日、札幌)、ベネズエラ戦(同9日、横浜国際)の日本代表メンバー23人を発表した。

 鹿島MF柴崎岳(22)はW杯組と積極的にコミュニケーションを取りにいく。「再スタートの第1回メンバーに選んでもらってうれしい」と素直に喜んだ後、本田や長友、同じボランチの長谷部らと「いろんな話を聞いて学びたい」と目標を立てた。その上でこう続けた。

 柴崎

 人見知りなので最初からできるかは分からないけど…。いろいろ話しかけていくうちに、うち解けたいという欲はあります。そこが人間としての課題かなと感じているので。自分から突っ込んでいきたい。

 その先に国際Aマッチ初出場がある。初招集された12年2月のアイスランド戦は出場機会なし。昨年の東アジア杯は体調不良で辞退した。4年後へ、まず定着を目指す男は「システムが4-3-3であればインサイドハーフが適しているのかな。攻撃的な特長や運動量を発揮できれば、評価はされると思う」。自ら課題というシャイな性格を変えた後、自信のあるプレーで勝負していく。【木下淳】