柏のFW工藤壮人(24)が、3年連続の開幕戦ゴールで存在感を示した。昨季まで指導を受けたネルシーニョ監督が率いる神戸戦。0-0の後半18分、ゴール前左サイドのDF輪湖からのクロスに頭を合わせて決勝点をもぎ取った。それでも「開幕戦で取るのは大事だし、チームにとって大事なゴールを取れたのはうれしい。でも、これで終わりじゃない。気を引き締めていきます」と表情は緩めなかった。

 敵将との早すぎる再会に複雑な思いもあったという。「長くやっていたので、多少は(意識した)。結果で恩返ししたかった。監督も口に出来ないけど、思うところはあるだろうし」。キラリと光るゴールは恩師への感謝の証しだ。

 ACLでは日本勢で唯一、勝ち星を挙げるなど健闘している。ネルシーニョ監督に導かれた11年以来の優勝に向けて、幸先の良いスタートとなった。