ACミランのFW本田圭佑(29)がオーナーを務める自身の所属事務所「HONDA ESTILO(ホンダ エスティーロ)株式会社」(本社・大阪府吹田市)は3日、千葉・幕張に建設する本田の専用グラウンドについて正式発表した。

 15年12月に自社ピッチとして「HONDA SPORTS LAND(仮称)」がオープンする。

 同社は『現在、幕張新都心には、三井不動産レジデンシャル(株)を中心として、「国際性」、「多世代」、「ヒューマン(地域住民、居住者)」をキーワードに次世代に対応した新たな魅力となる街づくりに着手する計画があります。当施設は、その計画地内に設立される予定で、幕張新都心の街づくりの一環として、スポーツからうまれる地域住民のコミュニケーションや街の活性化を目的としています。HONDA ESTILO(株)が様々なスポーツコンテンツを提供することにより、この地域の新たな街づくりに役立っていきます』と理念や狙いを説明している。

 約2万6000m2の敷地内にサッカーフルコート1面、ジュニア用サッカーコート1面、フットサルコート2面、屋根付きフットサルコート1面(全て人工芝)を完備。さらに、約100坪のクラブハウスも設立予定で、ロッカールームやシャワー設備、会議室も備えているという。

 時間帯によっては「フリーフィールド」として地域住民に無料開放することも考えているという。

 同社では施設のネーミングライツ(命名権)の募集も開始する。