サウジアラビア1部の強豪アル・ナスルが、浦和DF槙野智章(28)の獲得に動きだしていることが7日、分かった。

 日本の守備の柱に成長したDFを高く評価し、約5億円の年俸を用意しているという。

 槙野はJ1年間優勝を最優先し、浦和でのプレーに集中するとみられるが、約5億円の年俸は期待の高さを示す破格の条件といえそうだ。

 アル・ナスルはサウジ1部で優勝8度の強豪で、昨季は20勝4分け2敗で2連覇を達成した。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)は11年に初出場し16強に進出。2度目の出場となった今季は1次リーグで敗退した。豊富な資金力があるとはいえ、用意した約5億円の年俸は並外れている。