仙台は、ホームで横浜に敗れた。

 MF奥埜博亮(26)の意地のヘディングゴールも、結果は完敗だった。相手MF中村俊輔対策はしてきたはずだったが、全てのスタッツで下回り3失点。残り2戦あったホーム戦の1つに黒星を付ける結果に、選手らは落胆を隠せなかった。

 奥埜は試合後「後手にならず、自分たちから起こすプレーをやっていければよかった」と唇をかみ「(中村は)全体を把握しながらプレーしてすごいな、と。そういうのが出来るようになりたい」と相手をたたえるしかなかった。5試合ぶりの黒星に渡辺晋監督(41)も「非常に悔しい。残念」。そして「反省、分析して進んでいきたい」と話した。天皇杯を挟み、残り4戦を必死で戦い抜く。