広島は劇的勝利で第2ステージ(S)首位を守り、年間でも首位に浮上した。

 3分が経過した後半ロスタイム、その2分前にピッチに入ったMF山岸智(32)が、こぼれたクリアボールを決めた。第2S出場2戦目の32歳は「鳥肌が立ちました。開幕前にケガをして出番も限られていた。でも、腐らずにやれば必ずいいことがある。若手にそんな話をしながら、自分を信じていた」と喜んだ。