浦和が年間勝ち点1位を決めた。最終節のホーム横浜戦は1-1で引き分けたが、勝ち点1差で2位だった川崎がG大阪に敗れたため、トップを守った。
今季第2ステージ(S)の浦和は、これまで課題とされていたカウンターからの失点が減少した。サッカー分析会社「データスタジアム」によれば、ボールロスト後の失点は第1Sの10点→6点とほぼ半減。前のめりになりすぎて逆襲を食らう悪癖が解消され、毎年恒例となっていたシーズン終盤の失速を回避した。
ボール保持で相手を圧倒するスタイルの浦和だが、実は今季の第2Sは、1試合平均の総パス数が第1Sの698本→601本と、およそ100本近くも減少。70%を超えることもあったボール保有率も、平均62%→55%に低下した。2-0で勝った9月10日の鳥栖では43%。チーム全体として、引いて守るときは守るという共通の守備意識があったからこその数値だろう。
この日の第2S最終節では、後半40分に相手の速攻から失点したものの、残り15分間の失点は第1Sの計4点→第2Sは1点に減少。昨季は第1Sを無敗で制しながら第2S終盤に失速したが、今季はシーズン後半戦に、試合終盤の失点が減少。そうして勝ち点を取りこぼすことなく、年間勝ち点1位の座を守った。【石川秀和】



