ホームの北海道コンサドーレ札幌が昇格4戦目にして初の先制点を奪った。前半12分、自陣からのロングボールに抜け出したFW都倉賢(30)が左足で先制ゴールをあげた。

 サンフレッチェ広島は同21分、MFフェリペ・シウバ(26)の左CKをDF水本裕貴(31)がヘッドで合わせ同点。同29分にはドリブルで抜け出したフェリペ・シウバがGKと1対1になりシュートを狙うが、左ポストに当たって得点にはならなかった。

 札幌は同44分、DF福森晃斗(24)の中央からのFKを、DFキム・ミンテ(23)が右から折り返し、最後は相手オウンゴールとなり勝ち越した。札幌の2-1リードで、前半を終了した。

 後半28分、札幌はFW金園英学(28)のパスを右サイドからDF福森晃斗が狙うも広島GK林卓人(34)に止められノーゴール。広島はFWアンデルソン・ロペス(23)、皆川佑介(25)、宮吉拓実(24)を投入して点を取りに行くも追いつけなかった。札幌は開幕4戦目にして初勝利を挙げ、広島は4戦未勝利となった。