日本サッカー協会は26日、東京都内で評議員会を開いて2016年度(1月1日~12月31日)の決算を承認し、収益約205億7千万円、費用約190億4千万円でともに過去最高となり、15億3千万円の黒字となった。

 予算に対して、クラブワールドカップや女子の五輪予選を開催したことによって収益が増え、女子日本代表が五輪出場を逃したことなどで費用が減った。

 評議員数を現行の75人から70~85人とするなど定款を一部改正し、これまでの基本規定に代わる基本規則を制定した。来年に実施予定の会長選挙については岡田武史副会長を座長とした小委員会で制度改正を検討する。