Jリーグの中西大介事務局長は15日、東日本大震災の影響で中断しているJ1、J2が23日に再開することを受け、試合中に緊急地震速報が出た場合は、当該地域での試合を中断するなどの安全対策を検討していることを明らかにした。

 東北、東京電力管内で開催する試合は照明の制限など節電に努めるが、競技場内の大型映像装置は緊急時の観客への避難指示などが必要なため、使用する。

 またJリーグによると、本拠地ユアテックスタジアム仙台が被災したJ1仙台は照明が復旧する見込みの7月13日の清水戦からナイターを開催する方針。J1鹿島の本拠地カシマスタジアムは6月初めに復旧する予定になった。J2水戸のケーズデンキスタジアム水戸は試合開催は可能だが、一部照明が壊れているため、開始時間変更の可能性がある。