サッカー女子日本代表DFでプレナスなでしこリーグ、INAC神戸の近賀ゆかり(29)が16日、神戸市内で記者会見し、イングランド・スーパーリーグの強豪アーセナルに完全移籍することを発表した。18日に渡英する。

 海外初挑戦となる近賀は「チャンピオンズリーグがあるヨーロッパに憧れていた。運動量を生かし、組織的な日本人らしさを前面に出して勝負したい」と意気込みを語った。

 近賀はサイドバックとして2011年ワールドカップ(W杯)優勝や、12年ロンドン五輪銀メダルに貢献した。