<松田直樹さん追悼試合>◇6日◇千葉・フクダ電子アリーナ

 11年8月に急性心筋梗塞のため亡くなった元日本代表DF松田直樹さん(享年34)の追悼試合が6日、千葉・フクダ電子アリーナで行われた。

 AED(自動体外式除細動器)の一般使用解禁10周年を記念して、4度目にして「Next

 Generationマッチ」と名前を変更した。松田さんと親交のあった選手たちで編成される「NAOKI

 FRIENDS」とJ2千葉、千葉出身のJリーグOBで編成される「CHIBA

 DREAMS」の試合は、1-1の終了間際、「CHIBA-」のFW北嶋秀朗(36=現J2熊本コーチ)が決勝ゴールを決め2-1で勝利した。

 試合後、一般社団法人松田直樹メモリアルで実行委員長も務める安永聡太郎氏(38)は「直樹とAEDを通じて、仲間、サッカー、命をつないでいきましょう」。松田さんの姉真紀さんも駆けつけ、集まった3060人のファンに呼びかけていた。