今季限りで退任するG大阪の西野朗監督(56)が、クラブから相談役としてゼネラルアドバイザー(GA)就任の要請を受けたことが分かった。4日、金森喜久男社長が「クラブの運営、経営全般のアドバイスをもらう。G大阪だけでなく、日本サッカー界全体の問題をアドバイスしてもらうつもりです」と説明。最終節清水戦後の前日3日に、本人に正式に要請したという。

 任期は2年で、条件面について同社長は「一流企業の取締役級」という破格の条件であることも明かした。2カ月に1度程度開かれる取締役会で、アドバイスを求める方針だという。

 この日開催されたG大阪ファン感謝祭後に、西野監督は「(GAに関しての)お話は頂きました。突然だったのでビックリした」と淡々と話した。さらに同監督は、国内外の数クラブから監督就任の打診を受けたことも明かした。