先手必勝で台風も東京Vも封じる。公式戦15戦不敗の4位大分が18日、東京V戦(20日・味スタ)に向け、予定を1日早めて空路東京入りした。台風13号接近による交通手段の混乱を予想し、午後に予定されていた大分市内での練習を午前に変更。試合前々泊となるスケジュール変更にも、何事もプラス思考のシャムスカ監督は「選手の体調を考えると、1日早く試合会場に入れるのはプラス材料だ」と意に介さない。

 試合でも先手必勝だ。リーグ戦は4試合連続で無失点中。前節の浦和戦こそスコアレスドローに終わったが、その前の3試合はいずれも1-0完封勝ち。さらに、ナビスコ杯準決勝第2戦を合わせると、先制点を奪った公式戦は4試合連続で1-0完封という方程式を確立している。この日、21歳の誕生日を大分恒例の「小麦粉がけ」で手荒く祝福された森島も「先制したい」と、勝利の方程式をもくろむ。

 また、森島とともに25歳の誕生日で小麦粉と水を浴びたMF高橋も、完封逃げ切りのプランを描く。「相手の出方をしっかり受け止めた後、1点を取ってうちのペースに持っていきたい」。1試合小休止したが、再び先行逃げ切りの得意パターンに乗って、大分がさらなる上位進出を狙う。