<J1:大宮1-1神戸>◇第3節◇21日◇NACK

 アウェーで大宮と1-1の引き分けに神戸の主将、DF宮本恒靖(32)は満足しなかった。試合後に守備陣を集めて緊急ミーティングを開き、「1-0で勝てた。ここで満足しては上を目指せない」と厳しく引き締めた。

 1点リードの後半39分、CKから大宮FW石原をフリーにして追いつかれた。リーグ3連勝中と相性が良かった大宮相手に1-1のドロー。カイオジュニオール監督は「素晴らしい試合。ボールを支配できた」と前向きだが、宮本は違う。引き分けでも納得するチームの姿勢に疑問を感じ、守備陣を集めた。

 議論は白熱。GK榎本は「自滅した部分もある。もっとDFラインを押し上げるべきだった」と主張。大卒ルーキーのDF大屋は「自分は試合の進め方とか何も分かっていなかった。ツネさんに教えてもらい、勉強になった」と感謝した。

 チームが掲げる目標はリーグ3位以内に入り、来季のACL出場権を獲得すること。練習再開日の23日に宮本は守備陣の意見をまとめ、カイオジュニオール監督とも話し合う予定だ。「監督は自分たちの意見をしっかりと聞いてくれるので、ありがたい」。ツネ様による意識改革で、神戸は生まれ変わっていく。【奈島宏樹】