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浦和FW原口が14年W杯の「顔」で契約

自転車を使ってのトレーニングを終え、クラブハウスに戻る浦和FW原口
自転車を使ってのトレーニングを終え、クラブハウスに戻る浦和FW原口

 浦和FW原口元気(17)が、大手スポーツ用品メーカーのアディダス・ジャパン(東京都新宿区)と14年W杯ブラジル大会を視野に入れた個人スポンサー契約を結ぶことが13日、分かった。入団1年目の新人選手の契約は異例。今回の契約は11年までの3年間で調整中だが、メーカー側は14年W杯での日本代表入りを想定した支援体制を組む方針。12日名古屋戦(豊田ス)でJ史上6番目の年少初ゴールを決めた大器が、強力なバックアップを得る。

 将来の日本サッカー界を担うストライカーへ、浦和の若き新星がビッグチャンスを手にする。原口は、ジュニアユース時代からアディダス社製スパイクの愛用者で、当時から卓越した技術と脚力にメーカー側も注目。今季開幕前の3月末に浦和とプロ契約したことで、スポンサー契約が可能となり、水面下で本人サイドやクラブ側との交渉を続けていた。

 原口はプロ1年目ながら、公式戦6試合に出場。名古屋戦では17歳11カ月3日で初ゴールを挙げ、J史上6番目、クラブ史上最年少記録を樹立した。「昔からあこがれて履いてきたし、今後もそうしたい」とアディダス社製スパイクでプレーしており、クラブ側も「プロ入り直後だし、本人も履き慣れたものの方がいい」と容認する構え。今後は条件面など詳細を煮詰めて、正式契約の運びとなる。

 当面の契約年数は3年間となる見込みだが、メーカー側は「14年W杯で日本代表の主力となり得る逸材」と既に長期契約を想定している。今後の活躍次第では用具提供のほかに、契約金やCM出演、スパイク開発に携わる可能性もあり、アディダス社は現在の主力契約選手であるMF中村俊輔(セルティック)の後継者として期待している。

 プロ初得点での完封勝利から一夜明けたこの日、原口はさいたま市内のグラウンドで練習を再開。知人からの祝福のメールを30通ほど受け取ったが「貪欲(どんよく)に点を取っていきたいです。でも、目標はスタメンで(試合の)最初から出続けることです」と気を引き締める。まだ、スタートラインに立っただけであることを、十分に自覚していた。

 [2009年4月14日8時3分 紙面から]


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