<J2:C大阪3-1栃木>◇第26節◇8日◇栃木グ

 日本代表のC大阪MF香川真司(20)が、アウェー栃木戦でスーパーゴールを決めた。1-0の前半37分に約40メートルのロングシュートで追加点を奪うなど2得点の活躍で、3-1勝利と2位キープに貢献。今季ゴール数を15に伸ばし、得点ランク単独トップに立った。首位湘南は2-1で甲府に競り勝った。次節12日はC大阪のホーム長居で、勝ち点1差の首位決戦だ。

 敵味方とも驚くような技ありのゴールだった。前半37分、ハーフウエー付近でボールをもらった香川は、相手GKの位置を冷静に確認。約40メートルの距離から、直接蹴り込んだ。後半40分にはDF前田のパスを冷静に流し込む。「(1点目は)イメージ通り。GKが出ているところを決めることができた」と胸を張った。次節は首位湘南戦。この日先制点のFW乾が累積警告で出場停止となるが、20歳のエースが首位に導く決意だ。