ゴンに乗って、チケットも売っちゃいます。コンサドーレ札幌を運営する北海道FCが4日、10年の業務を開始した。新たな体制として、営業部員を5人から7人に増員。開幕までの約2カ月間、大販売作戦を展開する。元日本代表FW中山雅史(42)の加入による各方面からの反響に、ビジネスの大きなチャンスと判断。新たに200~300社のリストを作成し、集中的に営業を仕掛ける。今季ホームゲームが26試合から18試合に減るマイナス分は、ゴンの知名度で補いにいく。
クラブ創設15年目を迎える札幌が、ゴン効果に乗って、ピッチ外でも猛攻をかける。仕事始めとなった4日、矢萩竹美社長(59)は「サッカーに興味のなかった人からも『見に行きたい』という声を多く聞いた。中山効果をいかにチケット販売に結びつけるか。しっかり形にして残したい」と意を強くした。
全国的に注目を集める中山の加入という絶好機を、最大限生かす。1日付の新体制で、営業部員を昨年までの5人から7人に増やした。昨季の51試合から36試合にリーグ戦が減る今季は、ホームゲームも26から18と8試合マイナスになる。その穴を埋めるのが、ゴンの存在になる。
「中山が入ることで気が緩んだり、空回りしたら意味がない」と矢萩社長が言うように、万全の対策をとる。新たなチケット販売網と新規スポンサー獲得へ向け、既に200~300社のリストを作成し、この日から動きだした。「中山効果で関心が持たれているのは確か。積極的にチケットを買ってもらい、スポンサーになってもらう」と同社長は収入増につながることを切望した。
今年から新たに法人向け回数券を発売することも決めた。「シーズン前に重点的にやっていきたい」と同社長は3月第1週に控える開幕戦までの2カ月、クラブを挙げてチケット販売に取り組んでいく旨を強調した。「いろんな意味で今年は勝負の年だから」と同社長。J1昇格を目指す上での安定した基盤を築くため、年始からロングスパートをかける。【砂田秀人】




