浦和が、元日本代表FW高原直泰(31)の移籍先を探す方針を固めたことが1日、分かった。この日、オーストリア合宿からチームとともに帰国した柱谷GMが、さいたま市内のクラブハウスで高原と直接会談。来年1月末まで契約を残しながら、既にフィンケ監督の戦力構想から外れている現状を踏まえ、Jリーグの移籍市場が開く7月16日~8月13日の期間で、他クラブに売り込みをかける考えを伝えた。

 柱谷GMは「能力があっても、今の状況では試合に出られない。手を挙げてくれるところがあればサポートする」と話した。高原の推定年俸は1億6000万円と高額で、完全移籍の交渉は期待薄。残り半年間の期限付き移籍でも、満額ならばレンタル料を含めて同額となるため、同GMは「今の時代に満額は難しい。移籍先と本人を含めて、3者が納得する形でなければ成立しない」と条件の大幅見直しも辞さない構えだ。6月19日からのオーストリア合宿にも帯同を許されなかった高原は「どんな状況下でも試合に出られるように準備する」と連日の2部練習でコンディションを上げており、他クラブとの交渉が進展すれば移籍する可能性が高い。