<J1:浦和1-1仙台>◇第19節◇17日◇埼玉ス

 仙台は、先制点を守り切れずドロー。リーグ14試合連続白星なしとなった。

 仙台はどこまで勝利から見放されるのか。最後は自陣のペナルティーエリアに9人が戻って守りを固め、後半ロスタイムのセットプレーは全員が攻め上がらず、最低限の勝ち点1を確保するのがやっと。試合終了の笛と同時に両軍が倒れ込む。手倉森誠監督(42)が今季開幕前に「J1で戦いたい会場は埼スタ。完全アウェーでこそ、うちの選手は立ち向かって輝く」と信じていた舞台。そこで接戦を演じたが、勝利は遠かった。

 プラン通りだった。守備的な戦術で試合に入り、前半は0-0で耐えた。相手が焦るのを待った。そして後半24分、ロングパスで左サイドを駆け抜けたMFフェルナンジーニョが、1人かわしてペナルティーエリアに進入。オウンゴールを誘発して均衡を破った。

 その後は猛攻に耐えたが、38分に力尽きる。FWエジミウソンに持ち込まれてDF鎌田がオウンゴールを献上した。リーグ再開後の7試合のうち、この日も含む4戦で先制したが、またも守り切れなかった。

 これでリーグ戦の勝ちなし試合は14(5分け9敗)に伸びた。過去にこの記録で降格を免れた例はないが、監督は「そういう歴史を覆してきたのが仙台」と必死に前を向いた。【木下淳】