コンサドーレ札幌の石崎信弘監督(52)の来季続投が内定したことが1日、分かった。クラブでは既に続投要請を出しており、同監督自身も受諾の意思を固めた。今日2日にもクラブサイドと最終的な交渉を行い、金銭面など細部の詰めが済み次第、明日3日にも正式発表される。今季同様、単年契約となる見込みだ。
石崎監督は今季の低迷に責任を感じ、続投を決めかねていたが、最後まで任務をまっとうするのが信条と決断した。この日「細かい話し合いが済んでいないから何も言えない」と明言は避けたが、家族など近い関係者には続投する意思を明かしたもようだ。
考え抜いた末の決断だった。現在の成績は10勝13分け12敗、勝ち点43のJ2・14位。昨年のチーム得点王FWキリノ(25)や、軸と考えていたFW近藤祐介(25)の故障などもあり、満足な成績を挙げられなかった。知人にも「果たして自分が監督を続けていいのだろうか」と漏らすこともあったという。キャリア16年目の同監督にとって1年目より2年目の成績が下がったことは初めてで、低迷の責任を感じていた。
それでも札幌側は石崎監督に就任時から3年託すことを前提に契約した。同監督が1年ごとの勝負を希望して単年契約になったが、3年目の続投は既定路線でもあった。来季強化費は約1億5000万円削減され3億円前後。同監督自身の年俸も元J1指揮官としては異例の1500万円前後まで減額される見込みだ。それでも「予算は関係ない」と話している。今季以上に厳しい戦いを強いられることも覚悟した上で、東芝時代からの赤黒愛を貫く。



