98年W杯フランス大会代表で、カナダのバンクーバー・ホワイトキャップスに所属していたMF平野孝(36)が10年シーズン限りで現役を引退すると7日、明らかにした。清水商高から93年名古屋に入団。日本代表で通算15試合に出場し、4得点をマークした。Jリーグでその後は6チームを渡り歩き、08年からはカナダでプレーした。平野は「18年間のプロ生活で(名古屋時代の)ベンゲル監督との出会い、W杯出場など数々の経験をさせてもらった。この経験を生かして、日本サッカー界のために活動していきたい」とコメントした。