J2札幌FW三上陽輔(19)が“西流”で3戦ぶりの得点を狙う。チームは2日、札幌ドームサブグラウンドで紅白戦を行った。三上は主力組1トップに入りプレー。明日大分戦での先発出場が濃厚となった。前節岡山戦は先発落ちしただけに、雪辱の1発でレギュラー定着を狙う。

 先輩の飛躍が三上の闘争心に火を付けた。この日の紅白戦では2ゴールを決めるなど調子は上々。前日1日には同じU-18出身の鹿島DF西がA代表デビューを果たしただけに「手の届かないところにいるけど少しでも近づけるように頑張らないと」と意気込んだ。

 背番号22は西から受け継いだもの。FW、MF、サイドバックまでこなせる万能性も同じ。高2でトップの練習に参加した際や、今年3月に西が札幌の練習に参加したときには、体の向きや判断の速さを観察し参考にしてきた。今回は1トップでの先発が濃厚だが、状況次第でポジションが変わっても迅速に順応する“西イズム”を生かし、勝利に貢献していく覚悟だ。

 5月21日の鳥栖戦はシュートゼロに終わっただけに、古辺コーチと入念にDVDをチェックして原因を突き詰めた。「1トップはボールを受ける意識だけでなく、いい意味でサボる時間もつくれるように。結果を出して定位置を勝ち取りたい」。自身敵地初ゴールで、433日ぶりの連勝を呼び込む。【永野高輔】