Fリーグ(日本フットサルリーグ)のエスポラーダ北海道が、J2横浜FCのFWカズ(三浦知良=44)のために11番を空き番号にしていることが15日、分かった。両クラブの社長を兼任する小野寺裕司氏(45)が「カズ選手に参戦してもらうためです」と言明した。昨年まで11番をつけていた神のあこがれがカズ。自らは22番に移り、キングの代名詞の番号を空けた。

 カズはJリーグがオフになる今冬のFリーグ参戦を打診されている。「Fリーグの選手に失礼になってはいけない。自分のコンディション、クラブ、日程、Fリーグの選手の考え。すべてがクリアになれば、やりますよ」と前向きだ。同社長も「正式に返事をもらえるのは、Jリーグのシーズンが終盤の11月くらいですかね」と見通しを示した。