<J1:横浜1-0神戸>◇第6節◇23日◇日産ス
横浜が5試合ぶりの完封勝利で神戸を下し、04年以来のホーム4連勝で首位を堅持した。
主将のMF中村俊輔(33)は試合を振り返り、「象徴的だね」と今季の横浜の1つのスタイルだと説明した。単純につなぐのではなく、この日は最前線にロングボールを出し、こぼれ球をトップ下のMF谷口が拾い、ためを作ってサイドを生かす展開が多かった。後半18分のMF兵藤の決勝点も、サイドを押し上げたDF波戸のクロスが起点だった。
昨年、木村監督が掲げたのは魅せるサッカー。パスをつなぎ、相手を圧倒する、見ていて楽しいスタイルを目指した。この日のプレーはけっして「見ていて楽しい」とは言えなかったが、中村は「これもチームのかたちができてきたということ」と前向き。「今のJリーグは同じレベルのチームが多い。つないで勝てないこともある。きれいなサッカーはいらない」と分析した。
今季は試合前のロッカー室で音楽を流し、選手は気持ちを高めている。「欧州ではそう。昨年はちょっと暗いと思ったから」という主将の提案だった。ピッチに立つまでの“スタイル”も確実にできつつある横浜。「チームは1つになってきている。修正して次だね」と中村は先をみた。【阿部健吾】



