<J1:仙台2-1大宮>◇第11節◇11日◇ユアスタ

 大宮がアウェーで仙台に敗れ、連続無敗記録は21戦で止まった。前半に2失点し、反撃は後半20分にFWズラタンが奪った1点のみだった。敗戦は昨年8月25日の仙台戦以来。

 勝負の分かれ目は前半7分の失点だ。CKのクリアボールを拾われ、仙台DF蜂須賀がシュート。DFラインの押し上げが遅く、フリーで足もとに収めたFW赤嶺に決められた。

 偶然が重なり不運に見えた失点だが、予兆はあった。セットプレーの守備練習は前日に入念に行ったが、CK、FK計13回中4回も決められた。コーチ陣から「集中して守らないとやられるぞ」と声が飛んでいたが修正し切れなかった。

 黒星知らずだった21戦中、前半をリードされて折り返したことはない。2点ビハインドは重すぎた。ベルデニック監督(64)は「相手がアグレッシブさで上回った。全体的には可もなく不可もない」と淡々と話した。無敗が途切れたことについては「私や選手から記録について出たことはない。プレッシャーからいい意味で解放され、集中できると思う」と強気だった。

 1得点のズラタンは「後半は力を出し切ったし、下を向くような内容じゃない」と言い、MF渡辺は「残念だけど引きずらないことが大事」と話した。15日のナビスコ杯を挟み、18日の湘南戦は大宮の「首位力」が問われる一戦になる。【高橋悟史】